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2006年01月27日

珍道中(3)

わたしの横に座り、やおらドライバーさんが取り出したのは子供の学習セットのようなアユタヤの名所の写真集(カード)でした。
「ここも、ここも、ここも回って一日3000バーツでどうだ?」と言っているようです。
・・・3000バーツぅ!!!?・・・今までで一番高い金額です。つまりボろうとしているんです。
わたしはマッサージスクールに通っていたのでお金がない事、今夜日本に帰るので時間がない事などをとりあえず知っている英単語を並べて伝えました。引きつった笑顔を添えて。
いくらおじいさんが止めたとはいえ、あちらの目的はまぬけな日本人(わたし)からできるだけボる事です。
・・・微笑みの国・タイでは人前で怒りや嫌悪感を出すのは無作法・・・と聞いた言葉がグルグル頭の中を巡っています。
「じゃあ、いくらなら出せるの?」とくるので「お金ない。ごめんなさいね。」の一点張りで通します。
するとドライバーさん、日本語で書かれた(たぶんボられた方が書いたのでしょう)推薦文を見せてきます。そこには「とっても親切にしてもらいました。一日〇〇〇バーツは安いと思います。」みたいな事が
書かれていました。ちっとも安くない金額で。
あちらも引く気配はなく、わたしもそこを動くわけにもいかず、ニコニコしたハブとマングースの対決はまだ続くかと思われました。
と、その時マイクロのような小型のバスが速度を落として小屋に近つ"いてきました。
「ゴートゥーアユタヤーッッ!?」わたしはすっくと立ち、大声で聞きました。バスのドライバーさんの頷く顔を見るなり、開いた扉からバスに飛び乗りました。
・・・は~・・・助かった~・・・と思い、座席に座って運賃を聞こうと回りをみまわしたら、
・・・・・・・・・・あのおじいさんがうしろにいました・・・・・・                 つつ"く

投稿者 tama : 2006年01月27日 19:29

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