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2007年07月21日

天花粉(てんかふん)

天花粉、懐かしいひびきです。今は商品名のシッ〇ロールの方がわかりやすいでしょうか?
赤ちゃんのおむつかぶれやあせもを防ぐためにはたく、あの白い粉です。

天花粉はウリ科の植物・キカラスウリの根部分(括呂根・カロウコン)を乾燥させて、微粉にされたものです。江戸時代の文献には天カ花粉の他に、米粉・牡蠣やハマグリの焼いた殻・ひき茶・葛粉・そば粉を微粉にしてあせもの予防に、と記されているのだそうです。生活の知恵ですね。

キカラスウリの種子は括呂仁・カロウジンとよばれ、括呂根と煎じ服用すれば鎮静・鎮痛・催乳・解熱・去痰・消炎・利尿などの効果が期待できるそうです。

明治になり、タルク(滑石)というやわらかい鉱物を用いたシッ〇ロールが開発され今にいたります。
ネットで拝見したパッケージの移り変わりが時代を語りますが、子どもをおもう親のきもちは変わらないのだなぁと感じました。

昔、夏にお風呂からあがってゆかたを着せてもらい、白い粉で鼻筋にお化粧してもらった子どもがたくさんいました。あのよい香りとともに。

投稿者 tama : 2007年07月21日 12:05

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