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2008年08月20日
夕顔(ゆうがお)
夏休みをいただき、久しぶりに信州へお盆を過ごしに行って来ました。
あたりは変わらず、パノラマで見える夏空に映える八ヶ岳、地の作物は遮るものもない日差しをさんさんと浴びて活き活きと育っています。
叔母が丹精してくれた庭に一際巨大な物体が!赤ちゃんほどもある長い夕顔です。
(見たことの無い方もおられると思います。冬瓜を色を薄くしてもっと長く成長したモノを想像してください。)
祖母が健在だった頃はウチで夕顔を干し、カンピョウを作っていました。
なにせ山の中。むかーし昔はお寿司というとカンピョウの海苔巻きが通称でした。
輪切りにした夕顔を固定して、包丁で細い帯状に切っていく自家製のカンピョウ削り器があり、小さい頃はめずらしいおもちゃを見ているようで、その作業のお手伝いは楽しいものでした。(包丁が危ないので、手伝いは切れた夕顔の端をひっぱってるだけ)
それをでろーんと庭に干す様は、きしめんの大群のよう。白い夕顔があの薄茶色の乾いたカンピョウに変わるのか不思議で、不思議でじっと見ていたような気がします。
子どもの頃はカンピョウ巻きを美味しいと思えなかったのですが、随分前に大人になり自分でカンピョウを煮るようになってから、「ばあちゃんのカンピョウはおいしかった!」と思いました。
野良仕事でごつごつの手で作ってくれたものは、一味もふた味もちがうものでした。
投稿者 tama : 2008年08月20日 21:09